蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0236392262 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
1355/00243/ |
書名 |
悪についての試論 (叢書・ウニベルシタス) |
著者名 |
ジャン・ナベール/著
杉村靖彦/訳
|
出版者 |
法政大学出版局
|
出版年月 |
2014.2 |
ページ数 |
7,267p |
大きさ |
20cm |
シリーズ名 |
叢書・ウニベルシタス |
シリーズ巻次 |
1007 |
ISBN |
978-4-588-01007-1 |
原書名 |
Essai sur le mal |
分類 |
1355
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
「フランス反省哲学」の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をもたらした20世紀の知られざる哲学者ナベールの主著。訳者による「ナベール入門」ともいうべき、充実の解説および注を付す。 |
タイトルコード |
1001310140272 |
要旨 |
「フランス反省哲学」の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をもたらした20世紀の知られざる哲学者ナベール。その主著である本書(1955年刊行)は、きわめて晦渋で屈折した文体ゆえ読者を限定する一方で、思想の歴史のなかでも唯一無二の緊張と潜勢力をはらんだ独自の「悪」論をなしている。訳者による「ナベール入門」ともいうべき、充実の解説および注を付す。 |
目次 |
第1章 正当化できないもの(正当化できないという感情 災悪―規範にもとづく判断とその限界 ほか) 第2章 不純な原因性(知的意識の自発性と意志作用の理性性 意志の原因性の根源的不純性 ほか) 第3章 罪(悪の問いへの思弁的解答の断念、悪の試練=経験へと立ち戻ること 罪の感情と自己への不相等の感情との関係 ほか) 第4章 意識間の分離(意識間の分離という視点への移行 意識間の相互性の関係と対自的な個別意識との同時生成 ほか) 第5章 正当化(義認)へのアプローチ(正当化(義認)の欲望の自覚。その端緒となるもの カントの再生概念とその不十分性。正当化(義認)の問いの核心にあるもの ほか) |
著者情報 |
ナベール,ジャン 1881年にフランスのイゾーで生まれる。1910年に哲学のアグレガシオンを取得し、地方の高校の哲学級で教え始める。1924年に博士論文『自由の内的経験』を刊行。1931年から1941年までアンリ四世高校の高等師範学校の準備級で教える。1943年に『倫理のための要綱』を刊行。1944年に哲学の視学総監となり、その後ヴィクトール・クーザン文庫の長を務めた。1960年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 杉村 靖彦 1965年生。京都大学大学院文学研究科准教授。現代フランス哲学・宗教哲学。著書に『ポール・リクールの思想―意味の探索』(創文社。日本宗教学会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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