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調べ物案内

調査団報告書No.138

調査内容

全国高校総体の戦後第1回大会が瑞穂陸上競技場で開催されたと聞きましたが、本当ですか?

調査手順

高校総体の記録集や瑞穂陸上競技場の年史のようなものがあればわかりそうですが、ないので愛知県の体育・スポーツ史や高校陸上競技の観点から調べてみることにします。日付がわかれば新聞記事でも確認できるかも...。

調査結果

解決スタンプ

『財団法人愛知県体育協会60年史』を見てみると、愛知県体育協会加盟団体の中に愛知陸上競技協会があり、p.125に「昭和23年(中略)第1回全国高等学校陸上競技選手権(全国高校総体)を開催」の記述がありました。また『愛知県体育スポーツ史年表昭和篇(21年以降)』p.12には「(昭和23年)7.23~25 秩父宮杯争奪第1回全国高校(新制)対抗陸上競技大会(瑞穂陸上競技場)」の記述がありました。この陸上競技大会が、他のスポーツ競技も行われる今の高校総体につながっていったものと考えられます。
当時の新聞記事も探してみます。『中部日本新聞』昭和23年7月20日の朝刊に「秩父宮妃殿下二十二日來名」の見出しがあり、「秩父宮賜杯第一回全国新制校等(ママ)対抗陸上競技大会は二十三日から三日間名古屋市瑞穂グラウンドでひらかれる」とあり、大会に臨席するため来名するという記事がありました。23日朝刊には全国各地から来た選手たちが瑞穂区の一般民家に分宿し、元気づけに卵7つをもらったことが書かれています。24~26日の朝刊には各日の大会結果が載っていました。

今回の調査で使った資料

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