展示期間:2023年7月15日(土曜日)から8月5日(土曜日)
瑞穂図書館では、開館100周年を記念し、司馬遼太郎・池波正太郎・遠藤周作をテーマに本の展示・貸出をしています。
1923年10月市立名古屋図書館が鶴舞公園に開館し、名古屋市図書館の歩みがスタートしました。同年生まれの作家には、日本の歴史をテーマに旺盛な執筆をつづけた司馬遼太郎、江戸の魅力を引き出す時代小説と魅力あるエッセイを残した池波正太郎、キリスト教信仰に裏付けられた小説や軽妙なエッセイで親しまれた遠藤周作がおり、生誕100年を迎えた21世紀の現在も読み継がれています。
再読の方も、初めての方も、3人の作品をお楽しみください!
☆ 「生誕100年~司馬遼太郎・池波正太郎・遠藤周作~」看板<PDF形式 1,195KB>
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
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1 | 街道をゆく 43 / 濃尾参州記 | 司馬遼太郎/著 | 朝日新聞社 | 1998 | 9156 | 司馬遼太郎のライフワーク「街道をゆく」の最後は愛知・名古屋。急逝により未完の作品となりました。 |
2 | 司馬遼太郎のテムズ紀行など | 司馬遼太郎/[著] | 日本放送出版協会 | 2001 | 910268 | 司馬遼太郎は、著書『明治という国家』関連番組作成のため、イギリスやオランダを訪れ、この地に、明治の勤勉精神と通じる精神を見出します。 |
3 | 食卓の情景 | 池波正太郎/著 | 新潮社 | 2003 | 9146 | 生きること、とりわけ食べることを大切にした作家による体験的食べ物論です。 |
4 | 侍 | 遠藤周作/著 | 新潮社 | 1986 | 9136 | 藩主の命令で、困難とともにヨーロッパに渡った侍。しかし、帰国してみるとキリスト教禁制の世に変化していた日本。厳しい運命を描く歴史小説です。 |
5 | ぐうたら人間学 | 遠藤周作/[著] | 講談社 | 1976 | 9146 | 関西弁をもじった「狐狸庵閑話」のエッセイシリーズが人気を集めました。 |