展示期間：2023年7月4日（火曜日）から8月17日（木曜日）

名古屋市図書館が開館した大正時代（1912～1926）とは、いったいどんな時代だったのでしょう。
第一次世界大戦、関東大震災...などの出来事がおこり、都市では、ガス、水道、電気が普及していきました。また、レコードや映画など大衆文化が成長していった時代でもありました。今もよく食べられているカレーライスやとんかつ、コロッケもこの頃から流行り始めました。
大正時代がわかる資料や、この時代に書かれた作品などを展示します。
熱田資料コーナーでは、大正時代の地図や絵葉書も展示しています。

■　主な展示資料　■

No.	書名	著者名	出版者	出版年	分類	コメント
1	関東大震災	吉村昭／著	文芸春秋	2004	21069	名古屋市図書館が開館するひと月前に関東大震災が起こりました。地震の発生から復興までを描いた作品です。
2	帝国ホテル建築物語	植松三十里／著	PHP研究所	2019	9136	現在は博物館明治村に移築されている帝国ホテルがオープンしたのは、関東大震災が起きた当日のことでした。
3	断髪のモダンガール　｜　42人の大正快女伝	森まゆみ／著	文芸春秋	2008	28104	大正デモクラシーの時代は、自由な女性たちを輩出した時代でもありました。
4	米騒動絵巻　｜　描かれた大正の名古屋	[桜井清香／画]	名古屋市蓬左文庫	2018	A250	大正７年に名古屋では、米騒動が発生しました。鶴舞公園から列を作っている群衆の様子が生き生きと描かれています。