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お知らせ

本の展示

熱田図書館 「追悼 ホーキング博士~車いすの天才物理学者」≪展示期間:3月15日(木)~3月31日(土)≫

2018年3月17日

展示期間:2018年3月15日(木曜日)~3月31日(土曜日)

正面(熱田図書館 「追悼 ホーキング博士~車いすの天才物理学者」)

正面

展示場所から玄関を見たところ(熱田図書館 「追悼 ホーキング博士~車いすの天才物理学者」)

展示場所から玄関を見たところ

『ホーキング、宇宙を語る』など、一般人向けの現代物理学手引書で知られるイギリスの理論物理学者、スティーヴン・ホーキング博士が2018年3月14日に76歳で亡くなりました。熱田図書館では、業績をしのんで新聞コーナーで関連本を展示します。
ホーキング博士は1960年代の学生の頃、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。病気の進行と闘いながら、「ブラックホール蒸発理論」や「特異点定理」など、一般相対性理論と量子力学を結びつける宇宙論で多大な業績を残しました。
全身麻痺で会話不能でしたが、重度障害者用意思伝達装置を使って合成音声で講演を行う様子が1990年頃にテレビで特集されてホーキングブームが起こり来日。
当時は、世界の人々を魅了したホーキングのドラマチックな半生と宇宙論が、日本人の日常会話で語られた時代でした。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 ホーキングの最新宇宙論 ブラックホールからベビーユニバースへ スティーブン・W.ホーキング/著 日本放送出版協会 1990 4439 1990年の来日講演記念に日本で企画された日本人がホーキングを知るための本。冒頭、日本の読者へのメッセージと、半生記が語られ、来日講演「ブラックホールからベビーユニバースへ」の日本語訳と英文がくる。残りは、彼の宇宙論を理解するための150頁。
2 ホーキング、自らを語る スティーヴン・ホーキング/著,池央耿/訳,佐藤勝彦/監修 あすなろ書房 2014 2893 ホーキングの人生を時系列に沿って13のキーワードで自ら解説する本。随筆や、ホーキング物理学の解説書という側面もあるため、従来の伝記本の枠を超えた読み物になっている。
3 マンガホーキング入門 天才物理学者の人生とその宇宙論 J.P.マッケボイ/文,オスカー・サラーティ/絵,杉山直/訳 講談社 2005 4439 ホーキングの生い立ちと業績を豊富な挿絵と文章で紹介する本。コミックではない。質量、体重の説明で、日本の相撲取りの絵が登場するが、締め込みの後ろ側がV字だったりする。
4 宇宙の誕生 ビッグバンへの旅 ルーシー・ホーキング/作,スティーヴン・ホーキング/作,さくまゆみこ/訳,佐藤勝彦/監修 岩崎書店 2011 9337 ホーキング父娘が書いた児童向け宇宙冒険小説の完結編。中学生のジョージとアニーが、アニーのお父さんエリックの持っている宇宙の扉を開くスーパーコンピュータ「コスモス」で宇宙旅行。

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