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一般和書
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書誌情報サマリ

書名

国民国家と不気味なもの　日露戦後文学の<うち>なる他者像

著者名 堀井一摩／著
出版者 新曜社
出版年月 2020.3
請求記号 91026/01196/

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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0237610308一般和書２階開架文学・芸術在庫 

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日本文学-歴史-明治時代　日本文学-歴史-大正時代　国民国家

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

請求記号 91026/01196/
書名 国民国家と不気味なもの　日露戦後文学の<うち>なる他者像
著者名 堀井一摩／著
出版者 新曜社
出版年月 2020.3
ページ数 406p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7885-1678-6
分類 910261
一般件名 日本文学-歴史-明治時代 　 日本文学-歴史-大正時代 　 国民国家
書誌種別 一般和書
内容紹介 男たちを獣に変える女、寸断された兵士の死体、国家を蝕む伝染病-フロイト論を手がかりに、日露戦前・戦後の文学空間に取り憑く「不気味なもの」をたどりつつ、国民化の抑圧と民衆の抵抗の力学を活写する。
タイトルコード 1002010000792

要旨 男たちを獣に変える女、寸断された兵士の死体、国家を蝕む伝染病―フロイトの論を手がかりに、日露戦前・戦後の文学空間に取り憑く「不気味なもの」をたどりつつ、国民化の抑圧と民衆の抵抗の力学を鮮やかに剔抉する。国民国家論更新の試み。
目次 第１部　日露戦争と不気味なもの（国民の分身像―泉鏡花「高野聖」における不気味なもの
日露戦争と不気味なもの―櫻井忠温『肉弾』
“銃後”の戦争表象―夏目漱石「趣味の遺伝」
性差別に祟る亡霊―泉鏡花「沼夫人」
近代国家と殉死―乃木希典の「忠君」と武士道
メランコリーを生成する「心臓」―夏目漱石『心』における殉死の問題
検閲のドラマ、ドラマの検閲―芥川龍之介「将軍」における「秩序紊乱」と「風俗壊乱」）
第２部　“大逆”事件と不気味なもの（社会主義という「伝染病」―山県有朋「社会破壊主義論」と大逆事件
「逆徒」の遡及的形成―大逆事件と平出修
神話の「抹殺」、歴史の「怪物」―『基督抹殺論』と「かのやうに」における近代史学
動物のアナキズム―大杉栄の「生の哲学」と芥川龍之介「羅生門」）
著者情報 堀井 一摩
　１９７７年、新潟県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士（学術）。現在、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻助教。津田塾大学、法政大学非常勤講師。専門は、日本近代文学、批評理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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