蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210892022 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
749/00162/ |
書名 |
木口木版のメディア史 近代日本のヴィジュアルコミュニケーション |
著者名 |
人間文化研究機構国文学研究資料館/編
|
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2018.3 |
ページ数 |
8,282p 図版16枚 |
大きさ |
27cm |
ISBN |
978-4-585-27048-5 |
分類 |
7494
|
一般件名 |
印刷-歴史
生巧館
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
写真と見紛うほどリアルな描写の木口木版。その日本への導入と展開に大きな役割を果たした合田清と、彼の興した生巧館の営みを伝える諸資料から、近代日本の視覚文化の一画期を描き出す。400点以上の貴重図版を収載。 |
タイトルコード |
1001810003435 |
要旨 |
明治20年代から大正初期にかけて、繊細・稠密な線による独特な表現で一世を風靡した複製技術、木口木版。報道や出版・広告の発展に伴う“世界”のひろがりのなか、写真と見紛うほどのそのリアルな描写は、近代的なヴィジュアルイメージを伝えるものとして驚きをもって受け入れられ、雑誌や新聞附録、教科書、チラシや商品パッケージなど、様々なメディアを席巻した。木口木版の日本への導入と展開に大きな役割を果たした合田清、そして彼の興した生巧館の営みを伝える諸資料から、これまで詳らかに知られることのなかった近代日本の視覚文化の一画期を描き出す。 |
目次 |
第1部 印刷史のなかの木口木版(明治期印刷における「木口木版」の位置 銅版・石版から活版印刷へ 合田清の仕事) 第2部 生巧館の活動と展開(生巧館の活動と木口木版の受容―国文学研究資料館所蔵品を中心に 生巧館の成立とその発展―幕臣ネットワークと学校教科書 少年雑誌のなかの生巧館製木口木版の変遷 ほか) 第3部 ヴィジュアルコミュニケーションと木口木版(明治中期の災害報道画像を考える―磐梯山爆発と濃尾震災を中心に 世界のニュースと木口木版―博文館雑誌『太陽』を中心に 木口木版による“近代の戦争”の図解―日清戦争を中心に) |
内容細目表:
-
1 明治期印刷における「木口木版」の位置
2-11
-
岩切 信一郎/著
-
2 銅版・石版から活版印刷へ
12-57
-
森 登/著
-
3 合田清の仕事
58-75
-
丹尾 安典/著
-
4 明治の木口木版へ
謎多き未開地の彷徨
76-81
-
熊田 司/著
-
5 中川昇と写真銅版
コラム
82-90
-
森 登/著
-
6 生巧館の活動と木口木版の受容
国文学研究資料館所蔵品を中心に
92-109
-
石井 香絵/著
-
7 生巧館の成立とその発展
幕臣ネットワークと学校教科書
110-139
-
増野 恵子/著
-
8 少年雑誌のなかの生巧館製木口木版の変遷
140-157
-
石井 香絵/著
-
9 生巧館と『国民之友』
コラム
158-165
-
谷川 惠一/著
-
10 生巧館による広告・パッケージの仕事
国文学研究資料館所蔵品から
166-170
-
石井 香絵/著
-
11 三木楽器の広告に見る生巧館
171-190
-
中村 茉貴/著
-
12 木口木版のサインに関する所見
国文学研究資料館所蔵の生巧館資料群を中心に
191-196
-
中村 茉貴/著
-
13 明治中期の災害報道画像を考える
磐梯山爆発と濃尾震災を中心に
198-219
-
増野 恵子/著
-
14 世界のニュースと木口木版
博文館雑誌『太陽』を中心に
220-239
-
井内 美由起/著
-
15 木口木版による<近代の戦争>の図解
日清戦争を中心に
240-259
-
向後 恵里子/著
-
16 生巧館と画像ジャーナリズム
コラム
260-263
-
増野 恵子/著
-
17 商業木口木版とレックス・スタディオ
コラム
264-275
-
今井 圭介/著
-
18 創作版画へ
創作版画への道程、あるいは挿絵本への生き残り
276-278
-
岩切 信一郎/著
前のページへ