蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237164553 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
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日本-歴史-昭和時代(1945年以後) 日本-歴史-平成時代 太平洋戦争(1941〜1945)
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
21076/00309/ |
書名 |
日本の長い戦後 敗戦の記憶・トラウマはどう語り継がれているか |
著者名 |
橋本明子/[著]
山岡由美/訳
|
出版者 |
みすず書房
|
出版年月 |
2017.7 |
ページ数 |
12,200,56p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-622-08621-5 |
原書名 |
原タイトル:The long defeat |
分類 |
21076
|
一般件名 |
日本-歴史-昭和時代(1945年以後)
日本-歴史-平成時代
太平洋戦争(1941〜1945)
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
国民それぞれが敗戦に与える意味や解釈の違いが、なぜそのまま戦争の記憶を分断し、混沌とした敗戦の文化をつくるのか。アメリカで教える気鋭の社会学者が比較文化の視点から、日本の「敗戦の文化」を考察する。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:巻末p16〜33 |
タイトルコード |
1001710031663 |
要旨 |
憲法改正、領土問題、歴史認識問題はなぜ、こんなにも軋轢を招くのか。アメリカで教える気鋭の社会学者が比較文化の視点から、日本の「敗戦の文化」を考察する。私たちが家族、学校、メディアをとおして触れる戦時の物語は多様だ―戦場で英雄だった祖父、加害の体験を話さずに逝った父、トラウマを解消できない被害者たち。それらの記憶は、史実に照らして見直されることなく共存し、家族内では、調和が最優先される語りが主観的に選びとられる。高校の歴史教科書・歴史漫画の分析からは、なぜ若い世代が自国に自信をもてないか、その理由が見えてくる。そしてメディアは、記憶に政治色をつけながら、それぞれ違う物語を映し出す。戦後70年を過ぎた今、不透明な過去に光を当て、問題の核心に迫る。 |
目次 |
第1章 敗戦の傷跡と文化的記憶(文化的トラウマ、記憶、国民アイデンティティ 戦争の記憶をめぐる三つの道徳観とその語り ほか) 第2章 個人史と家族史を修復する記憶(戦中世代の証言 語らない親との対話―溝を埋め、傷を癒す ほか) 第3章 敗北感の共有とその位置づけ―メディアのなかの英雄、被害者、加害者の物語(政治パフォーマンスとしての追悼 追悼の季節の文化メディア ほか) 第4章 戦争と平和の教育―子供にどう第二次世界大戦を教えるか(上からの歴史―教科書のなかの戦争と平和 下から見た歴史―「学習漫画」のなかの戦争と平和 ほか) 第5章 敗戦からの回復とは何か―他国との比較から(敗戦の文化を乗り越える―道義的回復に向けた三つの展望 和解のグローバル・モデルはあるのか ほか) |
著者情報 |
橋本 明子 1952年東京生まれ。幼少期・青年期をロンドン、東京、ハンブルクで過ごす。1975年、ロンドン大学(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)社会学部卒業。東京のソニー本社勤務を経て渡米。1984年、イェール大学大学院社会学部博士号取得。東京の国連大学本部勤務を経てふたたび渡米。1989年以降、ピッツバーグ大学社会学部で教鞭をとる。現在、米国ポートランド州立大学客員教授、イェール大学文化社会学研究所客員研究員を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山岡 由美 津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。出版社勤務を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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