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書誌情報サマリ

書名

宰相鈴木貫太郎の決断　「聖断」と戦後日本 　(岩波現代全書)

著者名 波多野澄雄／著
出版者 岩波書店
出版年月 2015.7
請求記号 2107/01062/

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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0236721569一般和書２階開架人文・社会在庫 

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書誌詳細

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請求記号 2107/01062/
書名 宰相鈴木貫太郎の決断　「聖断」と戦後日本 　(岩波現代全書)
著者名 波多野澄雄／著
出版者 岩波書店
出版年月 2015.7
ページ数 7,268p
大きさ 19cm
シリーズ名 岩波現代全書
シリーズ巻次 069
ISBN 978-4-00-029169-9
分類 21075
一般件名 太平洋戦争(1941〜1945)
個人件名 鈴木貫太郎
書誌種別 一般和書
内容紹介 最後の戦時宰相・鈴木貫太郎はなぜ「聖断」を選んだか? 2発の原爆とソ連侵攻を受けて、ポツダム宣言はいかに受諾されたか? 終戦時の鈴木は老いて指導力を欠いていたという評価に見直しを迫る、新たな終戦歴史。
書誌・年譜・年表 文献:p259〜268
タイトルコード 1001510038181

要旨 「一介の武弁」を自他ともに任じていた鈴木首相は、未曽有の危機にあった日本の政治運営を担う。その鈴木は何ゆえに、決戦にはやる陸軍を抑えて、あえて憲法体制を逸脱しかねない「聖断」という危うい形を選択して戦争を終わらせることができたのだろうか？鈴木は戦争に正邪を認めず、「アジアの解放」や「新秩序の建設」を終戦の論理に絡ませず「日米戦争」の収拾に的を絞った。鈴木が選択した終戦の形は戦後日本に何をもたらしたのだろうか？終戦時の鈴木は、耳も遠く、老いて強力な指導力を欠き、その立場も動揺気味であったとの評価に見直しを迫る、新たな終戦史。
目次 第１章　組閣と対ソ外交
（鈴木首班の浮上
近衛文麿の終戦論　ほか）第２章　鈴木内閣と対米工作（大東亜大使会議宣言と重慶工作
「無条件降伏」と対日メッセージ　ほか）
第３章　徹底抗戦論の波紋（迷走する「国策転換」構想
臨時議会と戦時緊急措置法　ほか）
第４章　「時局収拾試案」と対ソ交渉（木戸と「時局収拾試案」
天皇の決意　ほか）
第５章　近衛特使案とポツダム宣言（近衛特使案と「天皇親書」
和平交渉案　ほか）
第６章　第一回聖断―二つの「外圧」（ソ連参戦と原爆
八月九日の「聖断」　ほか）
第７章　バーンズ回答と第二回聖断（バーンズ回答をめぐる葛藤
再照会論　ほか）
第８章　終戦と「国体」問題（「聖断」の構造
「聖断」の波紋）
著者情報 波多野 澄雄
　１９４７年生まれ。国立公文書館アジア歴史資料センター長。外務省『日本外交文書』編纂委員長、筑波大学名誉教授、日本政治外交史。防衛省防衛研修所戦史部所員、筑波大学助教授、教授、副学長、附属図書館長、ハーバード大学客員研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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