ハロウィーン・おばけ・かぼちゃの本

夜9時になりました。ボン、ボン、ボンと時計がなります。こんな時間に起きているのは、ふくろう？くろねこ？どろぼう？いえいえ、夜中はおばけの時間。夜中に遊ぶ子はおばけといっしょにおばけの世界へ...。愛嬌のあるおばけにひきつけられます。

古いお城の大広間で、おばけのアンリが友達を招待してパーティーを開きました。おばけたちはカクテル、かぼちゃスープ、サーモン、サラダ、チーズなどを食べたり飲んだりするたびに、体の色や形が変わっていきます。ユーモアあふれるかわいいおばけのお話です。大型絵本もあります。

14ひきのねずみの家族が、みんなで土をたがやし、かぼちゃの種をまきました。芽が出て、葉をひろげ、花が咲いて、やがて、どてっと大きなかぼちゃが実りました。力を合わせて収穫したら、かぼちゃコロッケ、スープ、パイなどおいしい料理に変身。みんなでおいしくいただきました。かぼちゃが自然の中ですくすくと育つ様子がていねいに描かれています。

初めてハロウィーンの仮装パーティーに招かれたおさるのジョージ。自分も何かに変装してみたくなります。ジョージがたくさんの衣装の中から選んだのは、かっこいいカウボーイの衣装。ところが、みんなに見せる前に、おばけが出たというさわぎが起こります。

ハロウィンの夜、ケンちゃんは隣の家の男の子に誘われて、近所の家を回ることになりました。おばけの格好をした子どもたちと一緒に、「トリック・オア・トリート」と言いながら、お菓子をもらうのです。初めてハロウィンを体験するケンちゃんのドキドキする様子がよく伝わります。