としょかんでつくった本のリスト
こんなほんあんなほん(小学生向き) 2010年度版
2009年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
〈 〉内は分類をあらわします。
1~2年生向き
ミリーのすてきなぼうし
きたむらさとし/作 BL出版 〈エ〉 |
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ミリーは、ぼうしやさんでとくべつなぼうしをかいました。おおきさも、かたちも、いろもじゆうじざい。ミリーのそうぞうしだいで、どんなぼうしにもなるすばらしいぼうしです。とりのはねのぼうし、ケーキのぼうし、おはなのぼうし...。ミリーは、いろんなぼうしをそうぞうしながら、いえまでかえります。 |
おばけとぼく えでよむおはなし
佐々木マキ/さく 福音館書店 〈エ〉 |
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このえほんは「じ」ではなくて、「え」でおはなしがかいてあります。 「おに」のえなら「お」、「バナナ」 なら「ば」、「けんだま」なら「け」というように、えのあたまのおとをひとつずつ、つないでよんでみてください。(「おばけ」になるでしょ?) さあ、おばけからてがみがきました。あなたはちゃんとよめるかな? |
ないしょのおともだち
ビバリー・ドノフリオ/文 バーバラ・マクリントック/絵 福本友美子/訳 ほるぷ出版 〈エ〉 |
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マリーは、ばんごはんのかたづけをしていてフォークをおとしました。ちょうどおなじとき、マリーのいえにすむネズミもスプーンをおとして、マリーとネズミはおたがいにきづきます。つぎのひから、ふたりはこっそりてをふります。そして、ふたりのむすめマリアとネズネズも、あるひ、ほんをおとして...。 |
ぼくのかえりみち
ひがしちから/作 BL出版 〈エ〉 |
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あるひ、がっこうのかえりみち、そらくんは、みちにひいてある、しろいせんのうえをあるいてかえることにしました。しろいせんからおちないように、そらくんは、そろーりそろりとあるきます。ところが、あれれ? しろいせんがふさがれています。こうじちゅうです! |
きょうふのわすれものチェック! わたしはわすれんぼうチャンピオン
スギヤマカナヨ/作 佼成出版社 〈エ〉 |
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わすれものじょおう、おおきさんのおかげで、6ぱんは、まいしゅうワースト1。わすれんぼうのチャンピオン!はんちょうのわたしが、いくらどりょくしても、ぜんぜんダメ。それでもおおきさんは、いろんなわざで、ピンチをきりぬけちゃうの。 あるひ、わすれものをしちゃったわたしに、おおきさんは...。 |
かげ
フレーベル館 〈エ〉 |
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かげは、おれたりまがったり、のびたりちぢんだり、また、ほんとうのかたちとは、ちがってみえることもあります。たいようのひかりがないよるは、かげはできません。でも、でんきをつけると、かげができます。かいちゅうでんとうのひかりをつかって、かげあそびをしてみましょう。いろつきのかげをうつせるかな? |
ふくろのなかにはなにがある?
ポール・ガルドン/再話・絵 こだまともこ/訳 ほるぷ出版 〈エ〉 |
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「ふくろのなかをぜったいのぞくなよ!」といって、キツネがふくろをあずけます。でも、あずけられたどのいえでも、ついふくろのなかをのぞいてしまい、そのたびにキツネはなかみをかえていきます。やがて、はじめはハチがはいっていたふくろのなかみは、とうとうおとこのこになってしまって...。 |
ふしぎなしろねずみ 韓国のむかしばなし
チャンチョルムン/文 ユンミスク/絵 かみやにじ/訳 岩波書店 〈エ〉 |
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ひるねしているおじいさんのはなのあなから、ちいさなしろねずみがでてきました。おばあさんは、ねずみのあとをついていき、ときには、てだすけしながらみまもります。さて、ねずみのゆくさきにはなにがあるでしょうか。 なんとものびやかなおはなしです。 |
もっとおおきなたいほうを
二見正直/作 福音館書店 〈エ〉 |
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りっぱなたいほうを、つかってみたくてたまらないおうさまは、あるひ、かわでかってにサカナをとっているキツネにはらをたて、たいほうをうちました。ところがキツネは、おうさまのより、もっとおおきなたいほうをもってきて...。 さあ、おうさまとキツネのたいほうくらべがはじまりましたよ。 |
むかしむかしとらとねこは... 中国のむかし話より
大島英太郎/文・絵 福音館書店 〈エ〉 |
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むかし、とらはのろまで、えさをとるのがへたでした。そこで、すばしこいねこにたのんで、えもののとりかたをならいました。おかげで、とらは、ねこのようにえものがとれるようになりました。 ところが、こんどは、とらはおそわったわざで、ねこをつかまえてたべようとします。 |
ゴインキョとチーズどろぼう
エミリー・ロッダ/作 さくまゆみこ/訳 たしろちさと/絵 あすなろ書房 〈93〉 |
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チュウチュウ通り1番地にすんでいるゴインキョは、お宝をどっさりもっています。その宝は金色にかがやくチーズの山です。チーズをまもるため3びきのガードマンをやといますが、なんとそいつらの正体は...。 「チュウチュウ通りゆかいななかまたち」シリーズは10 番地までです。 |
ポロポロゆうびん
竹下文子/作 こばようこ/絵 あかね書房 〈913〉 |
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とむくんは、ポロポロとうにすむおじさんにてがみをだそうとゆうびんきょくへでかけました。ポロポロとうはとおいので、おじさんにてがみがとどくのになんにちもかかってしまいます。そこへ、ゆうびんきょくちょうさんがやってきて、「じぶんでいってごらん」といって、とむくんのおでこにきってをぺたんとはると...。 |
とっておきの詩
村上しいこ/作 市居みか/絵 PHP研究所 〈913〉 |
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ふゆやすみのしゅくだいは「詩」や。ずっとかんがえてたけど、ひとつも詩、できんかった。ほんまは、かあちゃんのべんぴの詩が、けっこうおもしろいとおもったけど、かあちゃんがええことないっておこってボツや。とうちゃんとばあちゃんは、けっこうよろこんでたけど。あ~あ、どうしようかなあ。 |
カタカナダイボウケン
宮下すずか/さく みやざきひろかず/え 偕成社 〈913〉 |
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らっちゃんは、こくごのじゅぎょうでカタカナのれんしゅうをしています。よる、ノートをひらいたままねてしまったので、ノートのもじたちがおしゃべりしたり、とびだしたりしておおさわぎ!
「くっつきのもじ」はじめ3つのおはなしがのっています。 『ひらがなだいぼうけん』もありますよ。 |
チリメンモンスターをさがせ!
きしわだ自然資料館[ほか]/監修 偕成社 〈66〉 |
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チリメンモンスター、通称チリモンは、チリメンジャコの中にかくれた、小さな生き物たちだ。本の中のチリモンをさがすことができたなら、今度はチリメンジャコを買ってきて、本物のチリモンをさがしてみよう。巻末にはチリモンカード図鑑もついているぞ。きみもめざせ、チリモンマスター!! |
うみのダンゴムシ・やまのダンゴムシ
皆越ようせい/写真・文 岩崎書店 〈48〉 |
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石の下によくいるダンゴムシ。みんなもつかまえたことはあるよね。でも、ダンゴムシが海べにいたり、山にもすんでるって知っているかな。みんなおんなじ黒くて丸いものかと思っている人は、たくさんの種類があることにびっくりするはず。 |
コウモリうみへいく
ブライアン・リーズ/作・絵 さいごうようこ/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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まんげつのよる。コウモリたちはうみへでかけます。シャベルにもうふ、タオルにおべんとうをかばんにつめこんでね。はまべについたら、あそびのじかん。すなでおしろをつくったり、からだをうずめっこしたり、サーフィンをしたり。おなかがすいたら、おたのしみのおべんとうのじかんです。 |
ヘビのひみつ
内山りゅう/写真・文 ポプラ社 〈48〉 |
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てやあしがなくて、にょろにょろうごくヘビ。きもちわるいいきものだとおもっているひともおおいでしょう。でも、ヘビにはおもしろいひみつがいっぱいあります。「ヘビのみみはどこにあるの?」「うんちやおしっこはどこからだすの?」「したをぺろぺろだしているのはなぜ?」ヘビのひみつをさぐってみましょう。 |
ぐぎがさんとふへほさん
岸田衿子/さく にしむらあつこ/え 福音館書店 〈エ〉 |
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かたくてしかくいぐぎがさんと、ふわふわまるいふへほさんはとてもなかよしです。ふたりのいえではいつもじけんがおこります。でも、ふたりはぜんぜん気にしません。あるひ、ぐぎがさんとふへほさんは、うみへつりにでかけました。ちょっとへんなものがつれたけど、うたをうたってたのしい1 日をすごしました。 |
でっこりぼっこり
高畠那生/作 絵本館 〈エ〉 |
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あるひ、きょだいじんがマラソンをはじめました。きょだいじんがとおったあとには、あしあとがぼっこりとつきました。でも、どこかがぼっこりとへこめば、どこかがでっこりとでっぱるもので、ちょうどちきゅうのうらがわでは、あしあとのかたちの、もりあがったでっぱりがあちこちにできたのでした。 |
カレーのひみつ
ひさかたチャイルド 〈59〉 |
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みんなのうちのカレーライスはカレールウをつかってつくるかな?じつはこのカレールウ、じぶんでつくることができるんだよ。いろんなスパイスにしょうがやはちみつ、すりおろしたりんごもいれて...。このカレールウさえあれば、いつでもかんたんにおいしいカレーができるってわけ。チャレンジしてみる? |
3~4年生向き
ひみつのカレーライス
井上荒野/作 田中清代/絵 アリス館 〈エ〉 |
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あれっ?フミオがたべていたカレーライスのなかにくろいつぶが。しらべてみると、それはカレーのたね。にわにうめてみると、めがでて、おさらのはっぱがしげり、ふくじんづけの花がさきました。そのうち、カレーとライスの実から、いいにおいがたちはじめます。 |
こぶとりたろう
たかどのほうこ/作 杉浦範茂/絵 童心社 〈エ〉 |
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わるい点をとってしかられたたろうは、べんきょうしているうちに頭にこぶができてしまった。しかも国語のこぶに理科のこぶ...と四つもだ。かっこわるいこぶをとってもらうために、「こぶとりじいさん」のはなしを思いだして、山おくへオニに会いに行った。むかしばなしのまねをするたろうに、オニたちは...? |
ジョニーのかたやきパン
ルース・ソーヤー/文 ロバート・マックロスキー/絵 こみやゆう/訳 岩波書店 〈エ〉 |
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おてつだいのおとこのこジョニーが、おばあさんにもらったまるいかたやきパン。さかみちでジョニーのふくろからとびだすと、ころころころがり、こんなうたをうたいだした。「おいらはころがるかたやきパン!ころがるおいらをつかまえて、たべられるもんなら、たべてごらん!」ジョニーは、あわてておいかけて...。 |
新幹線と車両基地 乗り物ものひみつルポ1
モリナガ・ヨウ/作 あかね書房 〈54〉 |
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あなたは新幹線のひみつをどれくらい知っていますか?乗務員さんたちの部屋、速く走るための線路、新幹線を作る工場...。なかでもおどろくのが、博多にある車両基地。新幹線がまるごと入る広さで、すみずみまで分解して点検・整備をします。 楽しい絵をながめているうちに、新幹線に乗りたくなりますよ。 |
ネコのホームズ
南部和也/作 YUJI/絵 理論社 〈913〉 |
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ネコのホームズは動物病院ヒルトンハウスの主です。ヒルトンハウスはただの病院ではありません。動物にまつわる奇妙な事件を解決する探偵の仕事もしています。ホームズは若き獣医師ダニーを助手に次々となぞを解いていきます。今日の依頼はカナリア愛好家の屋敷で起こった" 卵失踪事件"です。 |
うちの近所のいきものたち
いしもりよしひこ/著 ハッピーオウル社 〈48〉 |
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家のベランダにきた鳥は、どんな鳥?公園でないていたセミはどんなセミ?見過ごしてしまいそうだけど、わたしたちの身近なところに、たくさんのいきものたちがくらしています。わたしたちのくらしの中で、出会うことができるいきものたちが、月ごとに紹介されています。 |
しごとば
鈴木のりたけ/作 ブロンズ新社 〈36〉 |
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みんながしたい仕事は何ですか?この本にはいろんな仕事が、たくさんの絵といっしょにしょうかいされています。ひみつの道具や材料、また、みんながふだん見られないうらがわのようすも見ることができます。知らなかった仕事も発見できるかもしれません。 |
ほんちゃん
スギヤマカナヨ/作 偕成社 〈エ〉 |
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ほんちゃんのなかみは、まだまっしろ。がっこうでいいふく(カバー)をきて、おしゃれのべんきょうをしたり、としょかんやほんやさんではなしをきいたり、しゅぎょうちゅう。 ほんちゃんは、いろんなほんにであって、どんなほんになりたいのかかんがえました。ほんになったほんちゃん、よんでみてくださいね。 |
地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬
大塚敦子/写真・文 講談社 〈31〉 |
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戦争がおわった後も、地面に残る兵器、地雷。突然、爆発して犠牲になる人がたえません。この恐ろしい兵器を、においでかぎわけ、探しだすのは、地雷探知犬。失敗すれば、犬も人も吹き飛んでしまう危険な仕事ですが、今まで事故は何とゼロ!犬と人との信頼関係や活躍を豊富な写真で紹介します。 |
エンザロ村のかまど
さくまゆみこ/文 沢田としき/絵 福音館書店 〈33〉 |
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ケニアのエンザロ村には、エンザロ・ジコとよばれるかまどがあります。これは日本人女性の岸田袈裟(けさ)さんが日本のかまどをもとに考え出したもので、人々の生活を安全で衛生的にかえました。昔の日本人がもっていた知恵や手づくりの技術が、遠いアフリカの国で役立っています。 |
リキシャ★ガール
ミタリ・パーキンス/作 ジェイミー・ホーガン/絵 永瀬比奈/訳 鈴木出版 〈93〉 |
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少女ナイマは、貧しい家計を助けたいと思うあまり、父の大事な商売道具のリキシャ(=人力車)をこわしてしまう。女性が外で働くのがよく思われないバングラデシュで、こっそり修理代をかせぐために、ナイマは少年に変装して、得意な絵描きの仕事を探し始める。 家族の支えあう姿が感動的な物語。 |
1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし
デミ/作 さくまゆみこ/訳 光村教育図書 〈エ〉 |
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むかし、ききんのとし、かしこいむすめラ-ニは、おうさまからごほうびにおこめをもらいます。「きょうは1つぶ、あしたは2つぶ、あさっては4つぶと、30
にちのあいだ、まえのひのばいのかずだけください。」といいます。 さて、ラーニは、どれだけのおこめをもらえるのでしょうか? |
リンゴのたねをまいたおひめさま
ジェーン・レイ/作・絵 河野万里子/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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むかし、年とった王さまと三人のおひめさまがいました。おきさきさまがなくなってから、この国は、土地がかわき、まずしい国になっていました。王さまは三人に、「七日七ばんで、国をおさめるのにふさわしい、すばらしいことをなしとげなさい。それをみてあとつぎをきめよう」といいました。さて、三人は...? |
たいせつな友だち
モイヤ・シモンズ/作 中井はるの/訳 後藤貴志/画 くもん出版 〈93〉 |
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ケイトは、毎晩神さまに、自分の身のまわりのことを話している。生まれてくる赤ちゃんのこと、学校のこと、好きな男の子のこと。そして、転校生で、友だちになったステファニーのこと。 重い病気にかかってしまったステファニーのために、ケイトは自分にできることを考え始める。 |
ルルと魔法のぼうし
スーザン・メドー/作 おおつかのりこ/訳 こやまこいこ/絵 徳間書店 〈93〉 |
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ルルは魔法がつかえるマジック一族に育てられた女の子。ある日、古い衣装箱でシルクハットを見つけました。さっそくこれを使ってみたら、あらふしぎ!今までできなかったマジックができたのです。ところが、大事な小犬がぼうしの中に入ったまま出てきません。そこで、ルルもぼうしの中へ入ってみることに...。 |
雪の日のたんじょう日
ヘレン・ケイ/さく バーバラ・クーニー/え あんどうのりこ/やく 長崎出版 〈93〉 |
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誕生日に雪がふったらすてきだ、と思ったスティーブンは「プレゼントに雪がほしい」とおねがいします。そして、そのねがいどおりに雪がふったのはいいのですが、大雪になりすぎて、だれも誕生会にこられそうにありません。楽しみにしていた誕生会がだいなしになったとがっかりしたスティーブンでしたが...。 |
ぼくのネコにはウサギのしっぽ
朽木祥/作 片岡まみこ/絵 学習研究社 〈913〉 |
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できのいいおねえちゃんは公園でとてもきれいなネコをひろい、できがふつうのぼくはがにまたでしっぽがウサギのようなネコをかうことになった。ネコを通じて、できのいいおねえちゃんにたいするわだかまりがとけていくぼく。 身近な動物との心温まるやさしいお話が3つ。 |
わたしはなんでも知っている
令丈ヒロ子/作 カタノトモコ/絵 ポプラ社 〈913〉 |
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わたし、クス子。小学4年生。いっぱい漢字も読めるし、ニュースや町のうわさ話もよう知ってる「スーパー女子」や。公園で会ったおじいさんがくれた「今まで知らんかったことがどんどんわかる薬」をのんで、もっとも~っともの知りになるはずやったのに!知らんでええことまで分かるようになって、もう大変や!! |
日曜日島(にちようびじま)のパパ ヴィンニ!1
ペッテル・リードベック/作 菱木晃子/訳 杉田比呂美/絵 岩波書店 〈94〉 |
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ヴィンニは8歳の女の子。いつもは別々にくらすパパと、夏休みに「日曜日島」ですごすのが楽しみです。夏至祭に出かけたり、ブレンボール(野球に似たゲーム)をしたり、島の生活は楽しいことがいっぱい。でも今年パパにはある変化が...。 やさしくてちょっと頼りないパパと元気なヴィンニのおはなしです。 |
5~6年生向き
タイムチケット
藤江じゅん/作 上出慎也/画 福音館書店 〈913〉 |
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マサオは、キップを集めるのが趣味だ。おもしろい駅名の入ったキップ、めずらしい日付のキップ。いちばん欲しいのは、昭和44 年4月4日のものだ。そんなある日、路地の奥で、「タイムチケット」という紙を拾った。ためしに「昭和44 年4月4日」の日付を書いてみたら、一瞬のうちに過去に到着してしまった。 |
ピピンとトムトム 怪盗ダンダンの秘密
たかどのほうこ/作 さとうあや/絵 理論社 〈913〉 |
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なかよし二人組のピピンとトムトムは、あやしい物音をしらべるために、となりの空家にこっそりとしのびこみました。そこで重大な秘密を目にしてしまいます。 たくさんの登場人物たちのいろんな秘密がつながっていく、ゆかいなお話です。 |
かりんちゃんと十五人のおひなさま
なかがわちひろ/作 偕成社 〈913〉 |
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犬のひな人形しかもっていなかったかりんに、ひいおばあちゃんが古いけど上等なおひなさまをおくってくれました。 小鳥にのりうつって飛びまわる五人囃子(ばやし)、ことわざ好きな仕丁(しちょう)、おてんばな三人官女。かりんを守るため、十五人のおひなさまは、しゃべって動いて大活躍。 |
リンゴの丘のベッツィー
ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー/作 多賀京子/訳 佐竹美保/絵 徳間書店 〈93〉 |
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赤ちゃんの時に両親を亡くし、大おばさんたちに大切にまもり育てられたベッツィー。しかし、9歳の時、大おばさんが病気になり、田舎の親戚のパットニー家にあずけられます。泣き虫で人に頼ってばかりのベッツィーにとって、農場での新しいくらしは何もかも変わって、いやなことばかりのはずでしたが...。 |
グリーンフィンガー 約束の庭
ポール・メイ/作 シャーン・ベイリー/絵 横山和江/訳 さ・え・ら書房 〈93〉 |
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字を読むのが苦手なケイトは、家族で田舎に引っ越してきた。ところが、パパとママはけんかばっかり。学校でも、先生とうまくいかない。そんな時、となりのおじいさんが庭仕事の楽しさを教えてくれる。ケイトは庭をきれいにしていくうちにだんだん...。 植物のイラストがすてき! |
黒魔女コンテスト
エヴァ・イボットソン/著 三辺律子/訳 偕成社 〈93〉 |
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偉大なる魔法使い〈恐ろしのマリアン〉は、ある朝心底みじめな気持ちで目ざめた。黒魔術の世界を守ることに疲れたのだ。あとつぎを育てるため、コンテストを開き、花嫁をえらぶことに。集まったのはマリアンもぞっとするような魔女ばかり。 そのなかに白魔女のベラドンナもいた。さてコンテストの行方は? |
命の教室 動物管理センターからのメッセージ
池田まき子/著 岩崎書店 〈64〉 |
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秋田県動物管理センターの職員は、県内の小中学校をまわって「命の教室」の出前授業をしています。センターでは、毎年多くの捨てられた犬や猫の殺処分をしています。実際に処分の現場で働いている人たちだからこそ、その言葉には重みがあります。「命」について、もう一度みんなで考えてみませんか。 |
おとうさんのちず
ユリ・シュルヴィッツ/作 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房 〈エ〉 |
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戦争でぼくの家族は何もかも失った。命からがら逃げ出して、異国の地で貧しい生活を送っている。ある日のこと、お父さんがパンを買うはずのお金で大きな世界地図を買ってきた。その日から、ぼくの心はいつもはるか遠くのすばらしい景色の中を旅するようになった。魔法の時間が流れはじめた。 |
ヘンリー・ブラウンの誕生日
エレン・レヴァイン/作 カディール・ネルソン/絵 千葉茂樹/訳 鈴木出版 〈エ〉 |
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奴隷は、家具や家畜と同じように誰かの持ち物として扱われ、本人の気持ちと関係なく売り買いされてしまいます。その一人、ヘンリー・ブラウンは、友人達の力を借りて、自由への脱出を試みました。ヘンリーは、自分を小包にして奴隷制度の無い地域へ送ったのです。1849 年のアメリカで、本当にあったお話です。 |
ぼくのものがたりあなたのものがたり 人種についてかんがえよう
ジュリアス・レスター/文 カレン・バーバー/絵 さくまゆみこ/訳 岩崎書店 〈31〉 |
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人種やはだの色のちがいって、なんだろう?ひふは、つつみ紙みたいなもの。人種やはだの色は、ぼくのほんの一部で、ぼくそのものではない。ひふの下は、だれもがみんな同じ人間。そして、ひとりひとりが、なまえ、すきなもの、うまれたばしょなど、それぞれのものがたりをもっているんだよ。 |
ササフラス・スプリングスの七不思議
ベティ・G・バーニィ/作 清水奈緒子/訳 マット・フェラン/絵 評論社 〈93〉 |
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エベンはアメリカ合衆国のど真ん中にある地図にものらない小さな田舎町ササフラス・スプリングスに住んでいる。エベンは世界の七不思議の本で読んだエジプトの大ピラミッドがあるような広い世界にあこがれる。父さんは、目の前にある町の七不思議を見つけられたら、コロラド行きの切符を買ってくれるという。 |
びっくりどっきり寄生虫 だれかが、きみを食べている
ニコラ・デイビス/文 ニール・レイトン/絵 唐沢則幸/訳 荒木潤/監修 フレーベル館 〈49〉 |
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地球の生き物のほとんどは、寄生虫の「すみか」になっています。 体長の100 倍もの高さまでとびあがったり、いくつも体の形をかえたり、「すみか」を自由にあやつって、ときには死なせてしまったり...。寄生虫が「歩くすみか」をさがして、生きていくためのいろいろな工夫が良くわかります。 |
サナギの見る夢
如月かずさ/著 講談社 〈913〉 |
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ワタルは小学校卒業パーティーで上映する映画を、最高のクラス仲間たちと作っている。しかし、母親の再婚候補との同居、親友が好きな女子からの告白、そのうえ、クラスの連帯にもヒビが入り...。永遠に続いて欲しかった楽しい日常に変化が訪れる。いろいろなものが変わりゆくなかで変わらないものとは? |
ジェミーと走る夏
エイドリアン・フォゲリン/作 千葉茂樹/訳 沢田としき/画 ポプラ社 〈93〉 |
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黒人の一家がひっこしてくるので、父さんは家のさかいに高いフェンスを建てた。だが12 歳の少女キャスはとなりが気になり、穴からのぞいているのを、黒人の少女ジェミーに見つかる。同い年で走るのが得意な二人は仲良くなるが、偏見や反感を持ちあうたがいの家族にみつかり、つきあうのを禁止されてしまう。 |
ビーバー族のしるし
エリザベス・ジョージ・スピア/著 こだまともこ/訳 あすなろ書房 〈93〉 |
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父と二人で森を切り開き、家を建てたマットは、父が家族を迎えに行く数か月間、一人で家を守ることになる。ある日マットは、ハチに襲われ、インディアンの老人と孫に助けられた。そのインディアンの少年から自然の中で生きるすべを教わるうちに、生き方も文化もちがう二人の少年は次第に心を開いてゆく。 |
ぼくだけの山の家
ジーン・クレイグヘッド・ジョージ/作 茅野美ど里/訳 偕成社 〈93〉 |
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ニューヨークを出て、キャッツキル山脈の深い森にやってきた少年サム。大木のうろをくりぬいてつくった家に住み、小枝の釣り針で魚を釣り、木の枝のワナでウサギをとる生活を始める。釣り針をはじめ、生活に必要な道具は、すべて手作り。 サムといっしょにサバイバルな1 年をおすごしください。 |
グリム姉妹の事件簿1 事件のかげに巨人あり
マイケル・バックリー/著 三辺律子/訳 東京創元社 〈93〉 |
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両親が失踪し、孤児院で暮らしていたサブリナとダフネ。 二人をひきとったのは、死んだと聞かされていた祖母レルダ。レルダは、自分たちは有名なグリム兄弟の子孫で、おとぎばなしの登場人物が住む町で探偵をやっているという。レルダの話が信じられないサブリナも次第に事件に巻き込まれて...。 |
プリンセス・アカデミー
シャノン・ヘイル/作 代田亜香子/訳 小学館 〈93〉 |
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白く美しいリンダー石を、ただひとつの収入源とするエスケル山の小さな村では、小さすぎるか年をとりすぎた村人以外は石切り場で働く。ただ一人、自分を「役立たず」と悲しむミリをのぞいて。しかし、村にあらわれた国王の使いが「王子の花嫁がこの地から選ばれる」と告げ、ミリや村の運命を変えてゆく...。 |
子ども~大人♪
特急おべんとう号
岡田よしたか/さく・え 福音館書店 〈913〉 |
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さあ、おべんとうのごはんやおかずたちによる、「おべんとうマラソン」のはじまり!納豆はベタベタしておくれるし、スパゲッティとはるさめはからまり、ねこもとびこみ大混乱。さて、一位はだれかな? |
切り紙昆虫館 ハサミで作ろう!
今森光彦/作 童心社 〈75〉 |
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紙を半分におってハサミで切れば、ほんものみたいな立体昆虫のできあがり。ポーズを工夫すると、いろいろな場面がつくれるよ。全作品に、コピーして使える型紙付き。 |
なみ
スージー・リー/作 講談社 〈エ〉 |
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はまべでなみとあそぶおんなの子。よせたり、ひいたりするなみとおいかけっこしたり、バシャバシャはねとばしたり。 文はないけど、たのしそうなようすが絵からつたわってきます。 |