保育所・幼稚園の先生へ
節分の本
- 本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
- 書名、著者名、出版社、出版年、本のあらすじのほかに、絵本の特徴や読み聞かせする際に気を付けていることなど、図書館の専門職員である司書がコメントしています。
- 対象年齢についてはめやすです。
- 表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
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3~4歳向け
おにはそと
節分の夜、鬼たちは豆をぶつけられて逃げ出しました。しかし、逃げ遅れたちび鬼は、子どもたちにつかまってしまいます。鬼の親分は豆をぶつけられてもいいように、鉄棒をたたいてよろいを作り、ちび鬼を取り返しに行きます。思わぬ結末が笑いを誘います。
だいくとおにろく
流れの速い川に橋をかけるのを頼まれた大工は、ふとしたはずみで、自分の目玉と引き換えに鬼に橋をかけてもらうことになりました。立派な橋ができあがると、鬼は「おれの名前を当てれば許してやる」といいます。見開きいっぱいに描かれた美しく迫力ある日本の昔話絵本です。
ちいちゃんとまめまき
ちいちゃんは、もうすぐ幼稚園にはいります。幼稚園での豆まきの様子を見たちいちゃん、猫のみいちゃん、犬のころちゃんは自分たちも豆まきがやりたくなります。お面を作って、だいちゃんも一緒に「ふくはーそと!おにはーうち!」普通の豆まきとは、逆になってしまいました。
まめのかぞえうた
豆を畑の土の中に埋めるところから、豆の成長、収穫、調理までを「かぞえうた」で紹介します。節分の夜は豆まきをして、年の数だけ食べると、福がくるそうです。表紙のたくさんの豆の絵がかわいらしい。裏表紙では鬼も豆を食べています。
まめまきまかせて!(紙芝居)
今日は節分、豆まきです。ところが、まあちゃんは鬼が怖くて豆がまけません。でも、たこや忍者、象、ねずみが、がんばって豆まきをしているのを見て、まあちゃんも一緒に豆をまき、みんなで年の数だけ豆を食べて元気になりました。乳幼児向き節分紙芝居は少ないので貴重です。
5~6歳向け
おばあちゃんのえほうまき
節分の夕飯は、恵方巻き。七福神にちなんで七つの具をいれます。きりちゃんとおばあちゃんは恵方巻きを一緒に作って、家族みんなで恵方を向いて、願い事をしながら食べました。それから、鬼のお面をかぶった弟と豆まきをしました。節分の夜の家族の暖かい様子を描きます。
かえるをのんだととさん 日本の昔話
腹が痛くなったととさんは、おしょうさんに「かえるを飲むといいぞ。」と教わりました。そこで、かえるを飲んだが腹の具合はよくならず、へび、きじと次々と飲みこみました。最後に鬼を飲んだととさんの口の中に、和尚さんが節分の豆を投げ入れ退治しました。読み聞かせに向くゆかいな絵本です。
せつぶんだまめまきだ(行事の由来えほん)
いわしとひいらぎを戸口にさすと、鬼はいわしが臭いのと、ひいらぎの葉っぱがとげとげで痛いのとで家に入ってこられません。「豆を炒って自分の年の数よりひとつ多く食べると病気をしない」、など節分の行事の由来を詳しくストーリー仕立てで紹介します。
せつぶんってなに?(紙芝居)
節分の日、人間の家に鬼が来ました。ところが、子どもたちは鬼も豆まきも知りません。節分の説明のため、鬼は豆を炒っていわしを焼き、子どもたちと一緒に太巻きを食べます。そこへ、仲間の鬼が来たので、子どもたちは豆をまいて追い払いました。
なぜ、せつぶんに豆をまくの?(紙芝居)
日照りの村に雨をふらせてもらったかわりに、娘は鬼にもらわれます。しかし、娘は家に逃げ戻り、追いかけてきた鬼に、豆をぶつけて追い払いました。豆には穀物の霊が宿っていて、ふしぎな力があるからです。それからというもの、村人も節分に豆まきをするようになりました。
まゆとおに やまんばのむすめまゆのおはなし
お腹が減った鬼は、やまんばの娘とは知らずに、まゆを煮て食べようとお湯の用意をさせます。あつあつのお湯が沸いたお鍋をお風呂だとだます鬼に、まゆは礼儀正しく「おさきにどうぞ」と鍋に鬼を投げ入れてしまいました。情けない鬼と、力持ちの女の子のやりとりがおもしろい絵本です。