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お知らせ

本の展示

熱田図書館 暮しの展示コーナー「桶狭間合戦を考える」≪展示期間:3月17日(土)~5月19日(土)≫

2018年3月21日

展示期間:2018年3月17日(土曜日)~5月19日(土曜日)

1560年5月19日(新暦6月12日)、熱田神宮に戦勝祈願して「桶狭間合戦」に赴いた織田信長が、見事今川義元を討ち、神宮に「信長塀」を寄付した話は、地元熱田で良く知られるところです。
ところが、「桶狭間合戦」について、合戦場は緑区か豊明かという従来の議論に加え、奇襲説は本当か、義元の陣地は窪地とする説は本当か、義元上洛途上説は本当か、義元愚将説は本当かなど、従来の定説に次々と疑問が向けられています。
来年2019年の義元生誕500年に向け、今川の地元静岡市が2017年5月19日に「今川復権宣言」を発表、名将義元の顕彰(検証)が進められる中、熱田図書館では今年の合戦記念日に向け、関連本を展示します。

くらしの展示コーナーに展示中(熱田図書館 暮しの展示コーナー「桶狭間合戦を考える」) くらしの展示コーナーに展示中

義元最期の図『尾張名所図会』1844年より (熱田図書館所蔵)(熱田図書館 暮しの展示コーナー「桶狭間合戦を考える」) 義元最期の図『尾張名所図会』1844年より(当館所蔵)

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 桶狭間合戦奇襲の真実 新説 太田輝夫/著 新人物往来社 2012 21047 通説だった桶狭間奇襲攻撃説が否定され、正面攻撃説が定説になった今、さらに別の視点から奇襲攻撃説を提唱する著者が、その根拠を詳細に解説する本。論争の最前線がわかる。
2 古城の風景 7 桶狭間合戦の城 宮城谷昌光/著 新潮社 2010 9156 桶狭間古戦場の関連の城や砦の今を訪ねる紀行文。北は緑区丹下砦から南は師崎羽豆崎城まで12か所。桶狭間合戦と関係ない城も含まれている。
3 信長公記 上 太田牛一/原著,榊山潤/訳 教育社 1991 2891 若いころから信長に仕え。秀吉にも使えた家臣が書き、信長の伝記として一級の資料とされる本の現代語訳。信長の魅力と恐ろしさが存分に味わえる。
4 空白の桶狭間 加藤広/著 新潮社 2009 9136 桶狭間の勝利は秀吉の謀略によるという秀吉が主役の歴史小説。登場人物の人間臭さが魅力だが、信長は無能な短気者として描かれる。

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