ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここから本文です。

お知らせ

本の展示

熱田図書館 「明治150年 新撰組」≪展示期間:2月11日(日)~2月28日(水)≫

2018年2月15日

展示期間:2018年2月11日(日曜日)~2月28日(水曜日)

展示はコミックコーナーが目印。下は、窓口スタッフおすすめ展示「坂木司」です。(熱田図書館 「明治150年 新撰組」)

展示はコミックコーナーが目印。下は、窓口スタッフおすすめ展示「坂木司」です。

今年(平成30年)は「明治150年」。熱田図書館では、佐幕派(さばくは=幕府補佐派)として、維新史に名を残す新撰(選)組の関連本を展示します。
討幕運動から新政府体制の確立までの一連の過程を「明治維新」と呼びますが、改元は慶応4年1月1日(新暦1868年1月25日)です。これは、同年9月8日(新暦10月23日)に出された改元の詔書により、遡って元号を適用したためです。1月の鳥羽伏見の戦いに始まる戊辰戦争、新撰組の近藤勇や沖田総司の死なども、今では明治の出来事です。新撰組は明治2年に自然消滅しますが、以後も生き残りの人たちへの捕物が全国各地で展開されます。それが、「明治」という時代でした。
明治維新当時は、「新撰組」と「新選組」の両方が使われていましたが、今では「新選組」表記が主流です。今回、維新当時の雰囲気を出すため、展示タイトルは「新撰組」としました。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 新選組颯爽録 門井慶喜/著 光文社 2015 9136 2018年の直木賞作家が2013~15年に「小説宝石」に発表した新撰組隊員を扱う6本の短編小説の集約本。有名人の土方、沖田等を扱う際も、あまり有名でない安富才助、尾形俊太郎などを主役に据える際も、切り口が斬新で面白い。
2 新選組血風録 司馬遼太郎/[著] 角川書店 2003 9136 歴史小説の大家、司馬が1962年に「小説中央公論」に発表した新撰組を扱う15編の短編小説の集約本。1965年民放でテレビドラマ化され、大当たり。無名の栗塚旭(くりづかあさひ)を土方俳優として大スターにした。門井慶喜もこの本を意識?
3 「新選組」土方歳三を歩く 蔵田敏明/著 山と渓谷社 2003 2891 生誕の地、武州日野から終焉の地、函館五稜郭まで、土方の足跡を追う旅行ガイド。カラー写真や地図も豊富。巻末に土方俳優だった栗塚旭のインタビューつき。
4 新選組 手塚治虫/著 講談社 1986 C 昭和38年発表の手塚漫画。物語は架空。父の仇をさがす深草丘十郎が新撰組に入り成長。坂本龍馬と出会い、池田屋事件のさなか、一人黒船でアメリカに旅立つ。

▲ページトップへ