本の展示
西図書館 「旅をしました」≪展示期間:8月19日(土)~9月14日(木)≫
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2017年8月19日
展示期間:2017年8月19日(土曜日)~9月14日(木曜日)
仏典を求めて鎖国のチベットへ旅立った。
日本人がまだ海外旅行なんて夢のまた夢だと思っていた時代に、「何でも見てやろう」と世界を体当たりで旅してまわった。
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗り合いバスで行こうと思い立った。
江戸時代に、庶民の女性でありながら「関所抜け」をしながら日本各地の名所を巡った。
ただ嫁さんに置いてきぼりにされるのが怖くて、夫婦で、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の跋扈(ばっこ)する世界を一周する旅に出た。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
1 | 津軽 | 太宰治/[著] | 角川書店 | 1998 | 9136 | むらさきの作業服に緑色のスフのゲートル、ゴム底の白いズック靴、帽子はスフのテニス帽という出で立ちで、水筒の中に配給のお酒をしのばせ、故郷の津軽をめぐる三週間の旅に出たのは、"文豪"太宰治。文豪という言葉にだまされてはいけない。太宰は面白いよ!まずは、この傑作な旅行記をお読みくだされ! |
2 | サイのクララの大旅行 幻獣、18世紀ヨーロッパを行く | グリニス・リドリー/著,矢野真千子/訳 | 東洋書林 | 2009 | 23053 | 18世紀半ば、生後数か月で母親を殺されたクララは、東インド会社の重役の屋敷で育てられた。やがてヨーロッパに渡り、各地を見世物として巡業してまわり、行く先々で大ブームを巻き起こす。クララは、ヨーロッパ人が初めて見たインドサイだった。 |
3 | 日本初の海外観光旅行 九六日間世界一周 | 小林健/著 | 春風社 | 2009 | 2909 | 明治41(1908)年、日本初の世界一周パック旅行が行われた。96日間の旅程で、参加費用は現在の貨幣価値に換算すると約1170万円。どんな人が参加したのか。どんな旅程だったのか。当時の新聞報道をもとに、この旅行を再現してみよう。 |
4 | 関所抜け江戸の女たちの冒険 | 金森敦子/著 | 晶文社 | 2001 | 38437 | 江戸時代の街道には関所があり、特に女性の通行には厳しい制限が設けられていた。秋田の裕福な女性"於以登(おいと)"が、善光寺・金毘羅・高野山などを巡った旅の記録をもとに書かれた本書では、スリリングな関所抜けの場面も再現されている。 |