千種図書館　「文学作品の中の植物たち」≪展示期間：2月18日（土）～3月16日（木）≫│本の展示│お知らせ

本の展示

2017年2月22日

展示期間：2017年2月18日（土曜日）～3月16日（木曜日）

まだ厳しい寒さが続きますが、そんな時は、本の中でひと足早いお花見をしてはいかがでしょう？木や草花の登場する文学作品をお楽しみください。物語や伝説にでてくる植物の図鑑も集めてみました。

No.	書名	著者名	出版者	出版年	分類	コメント
1	園芸家１２カ月	カレル・チャペック／著，小松太郎／訳	中央公論社	1996	6204	チェコを代表する作家カレル・チャペックの園芸エッセイ。草花の生長に一喜一憂する園芸家の性（さが）をユーモラスに語る。
2	木　新装版	幸田文／著	新潮社	2004	9146	父・幸田露伴と藤の花を見つめた思い出や、屋久杉を見に行く旅など、探究心旺盛な著者ならではのエッセイ集。
3	植物たち	朝倉かすみ／著	徳間書店	2015	9136	若者を見守る老婦人の密やかな恋心を着生植物に例えた短編など、人間模様を植物に見立てて描いた連作小説。
4	種をまく人	ポール・フライシュマン／著，片岡しのぶ／訳	あすなろ書房	1998	933	移民の街の、ゴミ捨て場となっていた空き地に、女の子が種をまいた。いつしかそこは菜園となり、人種や世代を超えた交流の場となる。