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お知らせ

本の展示

緑図書館 「古典芸能入門(歌舞伎・文楽編)~名古屋公演にちなみ~」≪展示期間:9月17日(土)~10月20日(木)≫

2016年9月23日

展示期間:2016年9月17日(土曜日)~10月20日(木曜日)

緑図書館 「古典芸能入門(歌舞伎・文楽編)~名古屋公演にちなみ~」

古典芸能というと、「古臭い」「敷居が高い」と観る前から敬遠されがちですが、実際の舞台を観ると、その素晴らしい世界に魅了されます。
今回は、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録され、日本を代表する伝統演劇でもある歌舞伎と文楽の本を紹介します。ちょうどこの10月には、歌舞伎の顔見世公演と文楽公演が名古屋であります。実際の舞台に触れるよいチャンスです。この展示の本を読んで「予習」をすれば、面白さが何倍にもなるかもしれません。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 歌舞伎一年生 チケットの買い方から観劇心得まで 中川右介/著 筑摩書房 2016 774 初めて歌舞伎を観る人のための実践的ガイド。弁当の買い方まで指南。
2 歌舞伎手帖 増補版 渡辺保/[著] 角川学芸出版 2012 774033 当代第一級の劇評家による上演演目の解説。
3 吉田蓑太郎の文楽 小野幸恵/著 岩崎書店 2002 7771 児童向けの本だが、あなどるなかれ。児童向けだからこそ、写真を多用し、コンパクトにわかりやすく書かれている。
4 なほになほなほ 竹本住大夫/著 日本経済新聞出版社 2008 7771 先年惜しくも引退した文楽浄瑠璃語りの大夫の自伝。あの至芸は、厳しい修行の賜物とわかる。
5 三毛猫ホームズの文楽夜噺 赤川次郎/著 角川書店 2010 7771 意外な人が文楽のファンで驚くが、赤川次郎もその一人。名作を語る。文楽の演者や裏方との対談も収録。
6 あやつられ文楽鑑賞 三浦しをん/著 ポプラ社 2007 7771 初めて文楽を観て、とまどい、驚き、猛勉強し、演者に突撃インタビューし、はまってゆくまでをコミカルに描く。随所に「しおん節」が炸裂。のちに「仏果を得ず」という芸道青春小説も書く。
7 浄瑠璃を読もう 橋本治/著 新潮社 2012 9124 文楽の「台本」=浄瑠璃本を橋本治が読むとこうなる。目からウロコの本。
8 浄瑠璃素人講釈 上 杉山其日庵/著 岩波書店 2004 7685 おまけとして。古典的名著(1926年初版)を。義太夫節の「風」(様式)を追求。現代の演者もつねに参照する本。

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