本の展示
大阪の陣400年★大阪の本★ ―中川図書館― ≪展示期間:4月18日(土)~5月14日(木)≫
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2015年5月12日
展示期間:2015年4月18日(土曜日)~5月14日(木曜日)
1615年6月(慶長20年5月)の大阪夏の陣から400年を迎えます。大阪の陣では、徳川幕府により大阪城が落城し、豊臣家が滅びました。 しかし、大阪は江戸時代を通じて経済・商業の中心地「天下の台所」として繁栄し、明治以降も「東洋のマンチェスター」と呼ばれるほど工業が盛んになりました。現在も西日本の中心として魅力ある都市文化を持っています。大阪の歴史、文学、食べ物などの本をご紹介します。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
1 | 城塞 上巻(新潮文庫・改版) | 司馬遼太郎/著 | 新潮社 | 2002 | F | 上・中・下の3冊です。大阪夏の陣で真田幸村らの部隊は、家康の本陣にまで切り込みますが、力尽きて討死します。淀君、豊臣秀頼は自尽、戦国が終わりを告げます。 |
2 | 大坂城(新装版) | 宮上茂隆/著 | 草思社 | 2014 | 52 | 今は見ることのできない、豊臣秀吉が築城した大阪城の建築絵本です。 |
3 | 鱧の皮(『百年文庫49』) | ポプラ社 | 2010 | 908 | 明治小説です。道頓堀の鰻屋のおかみさんに、東京からお金を無心する手紙が来ます。最後に好物の鱧の皮を送って欲しいと書かれていました。 | |
4 | 夫婦善哉(岩波文庫) | 織田作之助/作 | 岩波書店 | 2013 | F | 大正小説です。しっかりものの女性と若旦那が、苦難を味わいつつも一緒に生きてゆく姿を描いたものです。タイトルは、法善寺横丁のぜんざい店から付けられました。 | 5 | きつねうどん口伝 | 宇佐美辰一/著 | 筑摩書房 | 1991 | 5962 | 元祖きつねうどん店の店主が、うどんの魅力を語ります。 | 6 | 森まゆみの大阪不案内 | 森まゆみ/文 | 筑摩書房 | 2003 | 2916 | 東京住まいの著者による大阪探訪記です。 | 7 | 「民都」大阪対「帝都」東京 | 原武史/著 | 講談社 | 1998 | 6862 | 1930年代まで人口や経済で「帝都」東京を圧した「民都」大阪の都市文化を関西私鉄の成長を通して論じます。 | 8 | 小林一三 | 海野そら太/漫画 | 集英社 | 2013 | 289 | 阪急電鉄や駅ビル百貨店、宝塚歌劇団をつくったビジネスマンの伝記です。 |