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「まるはち横断検索」検索対象館インタビュー≪名古屋国際センターライブラリー≫
平成29年6月1日(木曜日)、名古屋市図書館ホームページに「まるはち横断検索」が追加されました。「まるはち横断検索」とは、名古屋市内の公共図書館、専門図書館、大学図書館の資料をひとまとめに検索することができるものです。詳しくは「まるはち横断検索」についてまで。
その検索対象館のひとつ、「名古屋国際センターライブラリー」とはどんな施設なのでしょう。職員の方に、「名古屋国際センターライブラリー」の特色や、まだご来館されたことのない皆様へのメッセージなどを聞きました。
◆どのような資料がありますか?◆
名古屋国際センターライブラリーは、利用者の3分の1が外国人市民であるということ、そして、この地域の様々な文化背景を持つ市民が安心して暮らせる社会を目指すために国際理解と多文化共生に関係する本を多く揃えています。
具体的には、日本人市民には異なる文化への理解を深めるための各国紹介の本や、今世界で起こっている様々な問題について考えていただくための国際理解・国際協力に関する図書、そして、世界で活躍するにあたり母国である日本を様々な角度から知り、紹介できるよう日本紹介の本もあります。
また、外国人市民には、日本語教材を各種取り揃えています。それだけではなく、海外の新聞・雑誌や洋書も約8,000冊あり、母語が恋しくなった外国人を癒しています。
そして、外国人市民と日本人市民の相互理解が円滑に進むように、教育、労働、法律などを始め文化の違いなどを正しく理解し、お互いを尊重し合えるよう、多文化共生に関する本も数多く所蔵しています。
その他、世界の絵本を約60か国から4,000冊配架しており毎月第2・第4日曜日には外国人による読み聞かせも実施しています。
◆どのような方の利用が多いですか?◆
他の公立図書館と比べると外国人利用者が多くいらっしゃいます。
◆利用にあたって注意することがありますか?◆
国際理解や多文化共生などに関する本は充実していますが、一般的な日本語のベストセラーなどはありません。
◆まだ名古屋国際センターライブラリーを利用したことがないという皆様に一言PRをお願いします!◆
外国や外国の言語・文化に関心がなくても、ちょっと空いた時間に一度足を運んでください。見るだけでも楽しい世界の絵本があります。新しい発見があるかもしれません。
☆名古屋国際センターライブラリーについて、詳しくは名古屋市国際センターライブラリーホームページ(外部リンク)をご覧ください。