熱田図書館では、平成29年7月29日（土曜日）～30日（日曜日）に、熱田区制80周年記念図書館行事の第3弾として、熱田区三本松に本社のある日本車輌製造株式会社の皆さんによる鉄道模型展示を、集会室で行いました。
本物そっくりの鉄道車両模型を、HOゲージ（軌間16.5ミリ）とNゲージ（同9ミリ）、それぞれ10編成以上ご用意いただき、リクエストに応えながら順次入れ替えて走行を披露していただきました。集会室に外周15メートルの周回コースを組んだ1/80スケールのHOゲージは、迫力満点。また、1/150スケールのNゲージは、井中（田舎？）駅界隈の箱庭（ジオラマ）を展示いただき、畳一畳に満たないリアルなミニチュアの世界で、電車が走る姿を楽しめました。
日本車輌製造株式会社さんの歴史と往年の熱田工場の製造車輌を紹介するパネルでは、名古屋市電も製造されていたことがわかりました。さらに、製造累計3700輌を達成された新幹線車輌の解説コーナーでは、ドクターイエローの1/87模型も展示されました。
郷土の産業の歴史に触れる企画でしたが、2日間で推計380人の皆さんに来場いただき、懇切丁寧な説明と鉄道模型の世界に、皆さん大変満足して帰られました。