- 詳細検索
- よくおたずねのある資料・検索のヒント
- 雑誌一覧
- 新聞・官公報一覧
- 新着図書
- 貸出・予約ベスト
- なごやコレクション:特別集書検索
- 「まるはち横断検索」について:公共・専門・大学図書館の本を探す
- ティーンズ:おすすめ本リスト
- こども:こんなものつくってます
ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第40号
ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第40号 発行
ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第40号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。AcrobatReader5.0以上を推奨しています。
第40号の内容は、
・晴れた日はホラー映画を観に。
・ホラーを読んでみよう。
・愛知サマーセミナー2015
などです。
本の表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
◆◇ 晴れた日はホラー映画を観に。 ◇◆
気温が35度を超える蒸し暑いある日のこと、わたしたちごちゃっとメンバー4人は、市内にある某ビルの地下室に集合しました。涼を求めて、これからホラー映画を観るのです。
■おどかしてくるのはおばけだけではない
まずはそれぞれが持ち寄った映画のDVDについてプレゼンし、その後どれを観るかを決めます。
小学生の時に読んだ「トイレの花子さん」以来ホラー経験値がまったく上がっていない千雪と苔。選んできた映画もやる気のない内容です。即却下。
対して研究熱心なshと(わさ)が持ち寄ったのは、古典と呼ばれるものから、最新のCGを駆使したものまで色とりどり。
ひとくちにホラーと言っても、その内容はさまざまです。
-
(1)おばけがこわい
-
(2)モンスターがこわい
-
(3)人間がこわい
ホラー映画の世界では、目に見えるものも見えないものも、二足歩行のものも足のないものも、とにかくありとあらゆるものがあの手この手でおどかしてくるのです。その手口をくわしく説明すると、読んでいるあなたが夜トイレに行けなくなってしまうので、ここでは割愛します。実現可能性からいうと(3)が一番こわいでしょうか。
■仕事をとるか、ホラーをとるか
さて、全員のプレゼンが終了しましたが、聞けば聞くほどどの映画も観たくありません。その後数分間、あまり活発ではない議論が行われた結果、古典的名作「エクソシスト」(1973)と「ポルターガイスト」(1982)の2作品を観ることにしました。ホラー音痴の千雪と苔がいきなり刺激の強いものを観ると、夜眠れない、情緒不安定になる、ひとりで書庫に入れない、など仕事に支障をきたすおそれがありますからね。
■結局は涼しくならない
とはいえ昔のホラーもばかにしてはいけません。技術的には現代より劣るものの、内容のクオリティはとても高く、観客をぐいぐいと引き込みます。のめりこみやすい性格の苔は、「エクソシスト」鑑賞中、悪魔に感情移入して同じ表情に(図1)。ただし有名な「ブリッジ」のシーンは体力的限界から再現できませんでした。それとは真逆の反応を示したのは千雪。映画が始まるやいなや部屋のすみっこに移動し、お気に入りの人形を抱きしめて、ひたすら嵐が過ぎるのを待っていました(図2)。
一方残るふたりには楽勝だったのでしょうか。「ポルターガイスト」鑑賞中、画面上にて起こるさまざまな怪奇現象をすべて無視して、居眠りをはじめました(図3)。「俳優のリアクションが大きすぎてだんだんコントに見えてきたんだもん」とはshの言い訳。事前の研究で疲れが出たのかもしれません。
-
図1 悪魔と同化
-
図2 遠い目
-
図3 余裕たっぷりの居眠り
こうしてそれぞれのスタイルで映画を堪能した4人ですが、観終ったあとの感想は全員一致で「暑い」。そう、この日は太陽のさんさんと輝く夏日。地下とはいえ、節電のためにクーラーは入らず、閉めきった部屋には熱気と湿気が立ち込めていました。結論として、ホラー映画を観ても、体感温度は少しも下がりません。最後はみんな恐怖と眠気と暑さで意識がもうろうとなりながら、鑑賞会を終えたのでした。
◆◇ ホラーを読んでみよう。 ◇◆
上のページを読んで、興味を持ったあなたも、もともとホラーが大好きな君も、「見たくない!聞きたくない!」と目や耳をふさいでしまう人も、一度読んでみてほしいホラー小説の数々をご紹介。ただし、読んで天井や暗闇が怖くなっても責任は持てません。
■ 『神様ゲーム』 ■
麻耶雄嵩/著 講談社 2005年
芳雄少年の住む市では、奇妙な猫殺し事件が連続して起こっていた。彼は友だちと探偵団を結成し、事件の謎に挑む。そんな折、転校してきたばかりの鈴木少年から「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知ってるよ」と告げられる。
■ 『リング』 ■
鈴木光司/[著] 角川書店 1993年
雑誌記者の浅川は、同日・同時刻に死亡した四人の少年少女の調査を行っていた。そして彼は、四人がある一本のビデオテープを見た一週間後に死亡したことを知り、そのビデオを入手した。そのビデオに映っていたものとは。
■ 『いるのいないの』 ■
■ 『祝山』 ■
加門七海/著 光文社 2007年
ホラー作家・鹿角南のもとに、ある廃墟で「肝試し」をしてから奇妙なことが続くという旧友からのメールが届いた。軽い気持ちで鹿角は肝試しの話を聞きにいく。それがすべてのはじまりだった。著者の実体験をもとにした作品。
■ 『「怖い」が、好き!』 ■
加門七海/著 イーストプレス 2012年
ホラー作品はなぜ人々から好まれるのでしょう。怖いことは嫌なはずなのに、なぜそれに触れたいと思うのでしょう。はたして、「怖い」とは、いったい何なのでしょうか。「怖い」について考える一冊。
■ 『Another』 ■
◆◇ 新刊紹介 ◇◆
■ 『りゆうがあります』 ■
ヨシタケシンスケ/作・絵 PHP研究所
ぼくは、はなをほじるクセがある。おかあさんには、いつもしかられる。りゆうは、「おぎょうぎがわるいから」だって。だから、とってもりっぱなりゆうをかんがえた。ついついやってしまうあんなクセこんなクセ。あなたのクセは? 巻末におかあさんのクセが出てきます。(しま)
■ 『いのちのパレード』 ■
八束澄子/著 講談社
セナが妊娠した!クラスの女子たちはすぐ中絶のためにカンパを集め始めたけど、セナの親友の万里は戸惑うばかり。セナは、そしてセナのお腹のなかの小さな「いのち」はどうなってしまうの?(はち)
■ 『おいしい和食のキホン』 ■
村林新吾/著 岩波書店
三重県にあるウワサの和食レストラン「まごの店」。調理師を目指す高校生が仕入れから調理、接客までこなします。その料理の秘密を写真で紹介する本書、あなたもおいしいだしまき卵やお味噌汁がつくれること間違いなし。さあ、誰に食べてもらいましょうか。「私の一品」を手にした高校生の笑顔が素敵ですよ。(あ)
■ 『わらうプランクトン』 ■
ひらいあきお/著 小学館
プランクトンって実はいろんな種類がいるんです。ご存じでした?ヘルメット小僧もいれば、話しかけてくるやつ(!?)もいて、まるで「ゆるキャラ」大集合。みんなおもしろい顔をして笑っています。肩の力をぬいてゆる~く過ごしたいときにどうぞ。(あ)
■ 『夏目漱石、読んじゃえば?』 ■
■ 『仮面の街』 ■
◆◇ 愛知サマーセミナー2015 ◇◆
昨年、名古屋市図書館が初めて参加した「愛知サマーセミナー」。今年は講座数を2つに増やし、内容もパワーアップ!講座は誰でも参加可能なので、ぜひお待ちしています!
■日程:7月18日(土曜日)~20日(月曜日)※図書館は7月18日(土曜日)午後に参加します!
■会場:愛知淑徳中学校・高等学校 等
■講座の内容:
【1】「知って得する!図書館活用術&POP作り」
【2】「図書館の一日を紹介!&ミニ工作教室」
※詳しくは、愛知サマーセミナーのホームページやチラシをチェックしてね♪
-
昨年はこんな感じ
-
こんなPOPができたよ♪
サマーセミナーの講座は終了しました。
今年のサマーセミナーの様子はこちら
☆ お知らせ:行事報告:「愛知サマーセミナ-2015」で講座を開きました!